盗聴についての話や、盗聴器の種類や発見機材について、
その他、自己防衛の方法などを紹介しています。

盗聴とは?


そもそも、盗聴とは何なのか考えてみましょう。

「盗聴」とは国語辞典では「第3者が、他人の話をこっそり聴くこと」と
なっていますが、別に第3者とは限りませんし、
床下に潜んで聞いたり道端で聞くわけでもないので、
もっと深刻に書くと「本人以外の者がその人(特定の人)の
同意を得ず、勝手にマイク等の器具を用い、又は対象の家等に
仕掛け、その人の会話を聞いたり録音する行為」の事です。

また、盗聴にはよく似た言葉である「傍受」というのがありますが、
これは「何者かが取り付けた盗聴器より出た情報、
又はその他の電波を受信して聴く行為の事です。

「コードレス電話・携帯電話・アマチュア無線・業務用無線等の
会話の内容を受信機で聴く。」といった意味になりますが、
盗聴器により個人のプライバシーを侵害しているという点では
同じなので、両方とも「盗聴」とくくっても良いように思われます。

便乗盗聴とでもいうと近いかもしれませんね。

しかしながら、盗聴は場合によって違法・傍受に関しては
合法になります。

どういう事かというと、通常盗聴器を購入すること自体は
違法行為には当たりません。

しかしながら、盗聴器による情報によって
対象者のプライバシーを侵害したり、それ自体を仕掛ける為に家に
無断で入れば違法行為になります。

さらに無線(ワイヤレス)により盗聴を行う場合は、微弱無線の基準を
超えるような電波の送信は、免許なしでは認められていません。

そして無線通信を傍受して、その内容を他人に漏らすと
電波法違反になります。

しかし傍受して、自分だけの楽しみなら合法となるわけです。

どちらにしろ、盗聴器が仕掛けられ、知らない誰かに自分の生活を
盗み聴かれているのかもしれないと思うと、盗聴調査をして
一度確認した方がいいのかな。と不安になってしまいませんか?

なんだかややこしい上に気味の悪い話ですよね…。