盗聴規模
盗聴器は、その方式によっても分類する事が出来ます。
《有線式と無線式》
■無線式■
電波を発信することによって、離れたところでも
盗聴することが出来ます。
ほとんどの盗聴器がこの無線式にあたります。
■有線式■
電波を飛ばさない代わりに、盗聴器と直接有線で
接続しなければいけません。
コンクリートマイクなどがこの有線式にあたります。
《電池式と寄生式》
■電池式■
盗聴器に内蔵されたバッテリーなどの電力で動作します。
バッテリーの電力が切れれば動作しなくなります。
■寄生式■
家庭用電源コンセントなどから自分で電力を搾取するので、
見つけられない限り半永久的に動作し続けます。
《アナログ式とデジタル式》
■アナログ式■
盗聴の電波をアナログ信号で送信するタイプです。
今まで主流であった盗聴器は、ほとんどがこのアナログ式です。
■デジタル式■
盗聴の電波をデジタル信号で送信するタイプです。
最近はこちらの方式が主流になっていて、アナログ式より
発見されにくいとされています。
《ボックス型と偽装型》
■ボックス型■
見た目からして盗聴器と分かるような、箱の形をした盗聴器です。
そのままでは見つかりやすい為、見つかりにくい場所に設置されます。
■偽装型■
日用品に埋め込まれたり、最初から日用品の形状をした盗聴器です。
一見盗聴器に見えない為、見た目だけでは発見されにくい
厄介なものです。
盗聴器の種類や規模を知ることで、適応する盗聴発見の調査機材が変わってくることがわかります。盗聴器の種類を知ることで盗聴発見の調査機材を知り、調査依頼の予備知識になります。